ブラックジャックの確率


ブラックジャックもある程度確率に左右される部分があります。

ルール

1組のトランプから最初だけ2枚一度に取り出し、あとは1枚ずつ引く。
最初の2枚がAと10点札の場合は「ブラックジャック」と呼ぶ。
その他の場合、札の点数の合計が21点未満であればそれをそのまま点数とし、21点を越えた場合は一律0点となる。

得点と枚数

Aの札1点または11点の好きなほう4枚
2〜9の札それぞれの数字の点数各4枚
10,J,Q,Kの札10点16枚

最初の2枚を引く全事象は522=1,326通りです。
ブラックジャックが完成する場合はAと10点の札を1枚ずつ取り出すので、
その確率は(4×16)/1,326=32/663
およそ20.7回に1度の割合です。

2枚を引いてブラックジャックで無かったら場合,3枚目をひくべきかどうか,表にしてみました。
(条件付き確率が複雑になるので対戦相手はいないものとします。)
2枚とっとたときの確率の分母は1326で固定します。
「3枚目をひいたとき」の確率・期待値はいずれも2枚を引いたのちのもの(条件付き)です

2枚の内訳得点確率の分子3枚目を引いたとき
BJになる確率0点になる確率得点の期待値
(10点札,10点札)201204/5046/501.68
(9,10点札)19644/5042/503.28
(8,10点札),(9,9)18704/5038/504.8
(7,10点札),(9,8)17804/5034/506.24
(6,10点札),(7,9),(8,8)16864/5030/507.6
(5,10点札),(6,9)15804/5027/508.48
(7,8)15164/5026/508.88
(4,10点札)14644/5023/509.72
(5,9)14164/5023/509.7
(6,8)14164/5023/509.68
(7,7)1462/5024/509.24
(3,10点札)13644/5019/5010.88
(4,9)13164/5019/5010.86
(5,8),(6,7)13323/5020/5010.42
(2,10点札)12644/5015/5011.96
(3,9)12163/5016/5011.52
(4,8),(5,7),(6,6)12384/5016/5011.52
(2,9),(3,8),(4,7),(5,6)116416/50017.58
(A,9)10163/50017.2
(2,8),(3,7),(4,6),(5,5)10544/50017.4
(A,8)9または19164/50017.02
(2,7),(3,6),(4,5)9480016.42
(A,7)8または18164/50016.84
(2,6),(3,5),(4,4)8380015.44
(A,6)7または17164/50016.66
(2,5),(3,4)7320014.46
(A,5)6または16163/50015.64
(2,4),(3,3)6160013.48
(A,4)5または15164/50016.1
(2,3)5160012.5
(A,3)4または14164/50015.92
(2,2)460011.52
(A,2)3または13164/50015.74
(A,A)2または1264/50015.56
分析は各自でお願いします・・・

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